本日、3級ファイナンシャル・プランニング技能検定(以下、FP3級試験)を受けてきた。今回は、試験の当日の流れや感想などについて述べようと思う。
ちなみに、僕が受けたFP3級試験は、日本FP協会の方である。
なお、FP3級試験の概要についてはコチラで紹介している。
(参考:宅建と関連する資格)
3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 (午前編)
FP試験は、学科と実技試験の2種類がある。学科試験は午前・実技試験は午後、というふうに分かれている。
まずは、試験当日の午前の流れなどを紹介していこうと思う。
出発~試験会場到着
学科試験の開始時刻は10時からだった。しかし、試験開始前の注意事項の説明があるため、9:40までに会場に集合しないといけない。
また、車やバイクなどでは会場や近隣への乗り入れは厳禁となっている。なので、基本的に会場までは電車やバスなどで行く必要がある。
ちなみに、僕が試験を受けた会場は、最寄駅から徒歩15分程度の場所にあった。そのため、駅周辺のコインパーキングに車を停めて、そこから会場まで歩くことにした。
当日、駅に着いたのが9:20くらいだった。早めに家を出たが少し道が混んでいたため、かなりギリギリになってしまった。
少し早歩きで会場へ向かう。会場に到着後、自分の受験番号に該当する部屋を探し入室する。入室した時間が9:35くらいだったので、何とか間に合ってよかった。
筆記用具などの準備~注意事項の説明
自分の受験番号が書かれた席に着いた後、HBの鉛筆・受験票・電卓などを取り出し机に置いた。そして、もう一つ。なんと、FPの試験ではペットボトルを机の上に出すことができたのだ。
熱中症予防のため、ということでらしい。(FPの試験は、例年1月・5月・9月の3回ある。)
「中身が見えるものに限る」となっていたが、会場を見た感じではラベルがついたペットボトルでも問題なさそうだった。マスクをずっとしていると息苦しくなるので、これはめちゃくちゃ助かる。
マスクを付けっぱなしでの受験のつらさは、去年の宅建・日建学院の模試で経験済みだ(笑)
これ、宅建の方でも導入してほしいなぁ…。
そして、まだ注意事項の説明が始まっていなかったので、それまでアプリの一問一答で最後の復習を行うことにした。
しばらくもしない内に注意事項の説明が始まった。スマホの電源を切り、カバンの中に入れる。
注意事項の説明が終わり、問題用紙が配られる。そして、10時になるのを待つ…。
「試験を始めてください」
静寂を破り、試験監督の声が会場内に響き渡る。
さあ、いよいよ試験開始だ…!
学科試験開始
学科試験は全てマークシート式で正誤問題が30問、3択問題が30問の計60問で構成されている。ちなみに、試験時間は120分だ。
問題を解いた感想は、かなり簡単だったと自分では思う。というのも、今回の試験問題がアプリで解いた問題とまんま同じ内容、というのが多かったからかもしれない。
最初の正誤問題は問題用紙の番号に○×をつけておき、5問ごとにマークシートを塗りつぶしていた。しかし、ここであることに気づいた。
(消しゴムが無いッ…!)
なんと、消しゴムが机の上に置かれていなかったのだ…!
大事な試験本番で一度解答したら取り消し不可、というクソみたいな縛りプレイをやる羽目になってしまった。
人生の2/3は学生生活を送ってきたが、こんなこと今まで一度もやったことが無い。
しかし、試験の序盤で気づけたのが不幸中の幸いか…。宅建本番では絶対しないように気をつけよう(笑)
消しゴムが無いことに気づいてからは慎重にマークしていく。それでも、30分くらいで全ての問題を解き終えてしまった。
途中退室は試験開始後1時間経ってからでないとできない。
なので、一応マークミスが無いかを確認しておいた。ただし、消しゴムが無いため解答の修正ができないので、見直す意味はあまりない。ただの時間つぶしだ(笑)
しかし、見ている最中にふと気づく。
(あれ、これ間違ってね…?)
しかし、時すでに遅し。修正が利かない。
僕はその問題に大きく×をつけ、静かにそのページを離れた。
問59は死んだのだ…。
それでも、15分くらい余ってしまった。残りの時間は部屋の外を眺めたりして時間を潰した。
途中退室
ようやく1時間経過し、途中退室できるようになった。机の上をせっせと片付ける。そして、鉛筆をペンケースにしまう時に気が付いた。
(消しゴムが入っていない、だと…?)
そう、不思議なことに元々ペンケースに消しゴムが入っていなかったのだ。しかし、原因はなんとなく分かった。
実は、予備でペンケースをもう1つ持っていたのだ。そして、その予備の方を探ってみると…
あったよ(笑)
思った通り、消しゴムが2個出てきた。すぐさま、1個を移し替えた。
よもや、こんなことが起きるとは…。今後試験を受けるときは、必ず机の上に出ているものを確認するようにしよう(笑)
そんなこんなで、学科試験は無事に終了した。次の実技試験は13:10に集合で、途中退室時の時刻は11時過ぎだった。
なので、いったん車に戻って休憩を取ることにした。会場を出て、歩いて駅の方を目指す。
3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 (休憩編)
車に戻る途中、コンビニでプロテインバーとガムを買った。今日の昼メシはこれで済ますことにした。というのも、去年の宅建を受けた時、開始時刻が13:00だったので昼メシを普通に食べてから会場に向かった。そしたら、少し眠くなってしまったのだ。
そういうこともあり、今回はガッツリ食べないようにした。コンディションを崩さないようにするのも、試験を受ける上では大事なことだ。
軽食を終えた後は、車の中で実技試験の復習を行った。1時間くらいは勉強できただろうか?学科試験を1時間で途中退室できたおかげで、休憩時間をかなり有効に使えた気がする。
そうこうしているうちに集合時間30分前になった。再び歩いて会場へ戻る。
3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 (午後編)
道中、車内に飲みかけのペットボトルを忘れてきたのに気づいた。
コンビニはすでに通り過ぎてしまったので、仕方なく会場に行く途中の自販機でペットボトルのお茶を購入した。
午後の実技試験は短いとはいえ、少しでも有利に試験を受けたい。そのためなら、多少無駄な出費ではるが致し方ない。
歩くこと15分、試験会場に再び辿り着いた。
入室・試験の準備~注意事項の説明
会場に着き、午前の学科試験を受けた部屋に再入室する。
自分の机に着席後、HBの鉛筆・受験票・電卓・ペットボトルを取り出す。そして、今回はちゃんと忘れずに消しゴムも用意した(笑)
今度は誤答しても修正が利く(笑)
その後は午前と同様、注意事項の説明が始まるまで、実技試験の復習を行った。
13:10になり、注意事項の説明が始まった。
問題集やスマホをカバンの中に突っ込む。注意事項を聞き流し、13:30になるのを待つ。
「試験を始めてください」
本日、最後の試験がついに始まった…!
実技試験開始
実技試験の試験時間は60分だ。ちなみに、実技試験では途中退室ができない。
実技試験の問題数は20問。学科試験同様、マークシート式で全て3択問題となっている。
実技試験では計算問題だけでなく、知識を問う問題なども出題される。
ちなみに、僕は実技試験の方が苦手だ。というのも、計算問題が苦手なのだ。特に、相続税や贈与税などの税金関係の問題が出たらヤバいな…と思っていた。
しかし、今回は苦手な税金関係の計算がほとんど出なくてラッキーだった。その代わり、知識系の問題で詳しく触れていなかった部分が出たため、その部分で失点を重ねてしまった。
解答に自信がない部分は20問中、7,8問といったところ。おそらく大丈夫だとは思う。しかし、合格点の6割ギリギリなので、心許ないといったところ。
ちなみに、実技試験も30分程度で終わってしまった。途中退室できないので、マークミスが無いか見直したりして残りの時間をつぶした。
そして、試験終了の合図。
これにて、ようやくFP3級試験が終わった。
3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 合否など
今回の合否結果の通知は、2023年3月2日(木)に普通郵便で発送されるそうだ。
ちなみに、合否結果は3月2日(木),10:00から、日本FP協会のHPで確認できるようだ。
(日本FP協会のHP:https://www.jafp.or.jp/exam/)
さて、FPについてはこれにて一段落した。
まだまだ先のことになるが、ここからは10月の宅建試験に向けて勉強を始めていこうと思う。FPで使ったアプリが良かったので、今年は宅建でも学習用アプリで勉強をしていこうと思う。
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