令和5年度 賃貸不動産経営管理士試験 概要

賃貸不動産経営管理士 イメージ その他 資格
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受験しようと思った理由

賃貸不動産経営管理士の令和5年度試験に申し込んだ。

賃貸不動産経営管理士(賃貸不動産における専門家の資格)

https://www.chintaikanrishi.jp/

今年は宅建と賃貸不動産経営管理士のW受験をしてみようと思う。

なぜか?その理由は2つある。

まず、1つ目は不動産業界に転職を考えているからである。

賃貸不動産経営管理士は宅建と同じく、国家資格である。

そのため、宅建と併せて持っておくと、不動産業界未経験でも転職するときに役立つのではないか?と考えた。

2つ目は、宅建の内容と関連しているため、比較的勉強しやすいのではないか?と思ったからだ。

(参考:宅建と関連する資格)

以上が、賃貸不動産経営管理士の試験を受けようと思った理由になる。

では、令和5年度の試験概要について解説していこうと思う。

賃貸不動産経営管理士 試験概要

令和5年度の試験実施要領は下記のリンクから見ることができる。

令和5年度 賃貸不動産経営管理士試験実施要領(国土交通大臣登録試験)

https://www.chintaikanrishi.jp/exam/summary/

では、試験の概要について1つずつ見ていこう。

試験日時

令和5年度試験は、11月19日(日)に行われる。

試験時間は13:00~15:00までの120分間となっている。

ちなみに、必ず12時30分までに所定の試験室の指定番号席に着席するように指示がある。

この辺りは宅建の試験と似ている。

というわけで、試験当日は早めに到着できるようにしておこう。

試験会場

試験は全国35の地域で開催される。

逆に試験会場がない地域は、

青森・秋田・山形・富山・山梨・福井・和歌山・鳥取・徳島・高知・佐賀・宮崎

の12地域になる。

(自分で調べたため、数え間違ったりしたらゴメンなさい……汗)

ちなみに、上記の地域に住んでいる場合の対応については試験実施要領には記載がなかった。

おそらく、その場合は近隣の会場で受験することになると思われる。

受験料

受験料は¥12,000

インターネットから申し込む場合、支払い方法はクレジットカード決済・コンビニ決済から選べる。

ちなみに、僕はクレジットカード決済で申し込んだ。

この時、事務手数料として¥400取られるので、実際に支払う金額としては、¥12,400となる。

出題形式

出題形式は宅建と同じく、全50問で四肢択一式だ。

ちなみに、令和4年度及び令和5年度の賃貸不動産経営管理士講習修了者は、試験の一部が免除となり45問となる。

ここも宅建試験と同じだ。

受験要件

“日本国内に居住する方であれば、年齢、性別、学歴等に制約はありません。どなたでも受験できます”

とのこと。

つまり、日本にさえ住んでいれば誰にでも受験するチャンスがある、ということだ。

資料請求・受験申込期間

受験申込期間は、令和5年8月1日(火)~令和5年9月28日(木)までと長めに設けられている。

資料の請求期間は過ぎてしまったが、令和5年9月21日(木)のPM12:00までとなっていた。

ちなみに、宅建の申し込み期間は7月3日~7月19日の2週間弱と短い。

それに対し、賃貸不動産経営管理士の場合は申し込み期間が約2ヵ月あり、期限も9月末だ。

なので、宅建とのW受験を考えたりする余裕があり、しかもギリギリまで保留できる。

ただし、受験しよう!と思っていたら、いつの間にか申し込み期間が過ぎていた……なんてことにならないように注意だ。

合格発表

合格発表は試験の約1か月後、令和5年12月26日(火)の予定となっている。

試験に合格したら…...?

試験に合格したら、晴れて賃貸不動産経営管理士にすぐなれる……というわけではない。

宅建と同じように、試験合格者で要件を満たした者だけが登録できる

賃貸不動産経営管理士 登録 イメージ

また、登録には費用がかかる。

なので、登録要件やその費用についても押さえておこう。

賃貸不動産経営管理士の登録の要件

試験実施要領の冒頭では、以下のように定義されている。

※本登録試験に合格した者で管理業務に関し2年以上の実務の経験を有する者又は国土交通大臣がその実務の経験を有する者と同等以上の能力を有すると認めた者等は業務管理者の要件(同法施行規則第14条第1号)を満たす。

https://www.chintaikanrishi.jp/exam/summary/

つまり、こういうことだ。

まず、賃貸不動産経営管理士試験に合格する。

さらに、合格したうえで、

  1. 管理業務に関し2年以上の実務の経験を有する者
  2. その実務の経験を有する者と同等以上の能力を有する者

上記の要件をどれか満たしていれば登録することができる。

ちなみに、2.の”その実務の経験を有する者と同等以上の能力を有する者”に関しては、該当する講習を受けて修了すればOKのようだ。

登録料

賃貸不動産経営管理士の登録料は、税込みで¥6,600となっている。

資格登録に関する注意事項

最後に、試験に合格した日から一年以上が経過してから賃貸不動産経営管理士の資格登録を受けようとする場合について。

その場合は、資格登録の手続きの前に「賃貸不動産経営管理士登録講習」を受講する必要があるようだ。

賃貸不動産経営管理士登録講習 イメージ

ちなみに、登録講習は令和6年1月10日から開始予定とのことだ。

まとめ

以上が、賃貸不動産経営管理士の試験についての主な概要となる。

ちなみに、令和5年度の宅建試験は10/15(日)に行われる。

そして、賃貸不動産経営管理士の試験は約1か月後の11月19日(日)にある。

つまり、宅建とW受験する場合は、ある程度かぶっている内容があるとはいえ、短期間で相当詰め込んで勉強しないといけない。

しかし、まずは宅建だ。

こちらが最優先事項なので、残り3週間は宅建合格に向けて注力する。

そして、宅建が終わったらダラダラせずにすぐ切り替えて、賃貸不動産経営管理士の勉強に取り掛かろう。

「0から始める宅建」のプロフィール
minamo2011

調剤薬局の薬剤師として約4年勤務後、2024年.4月より、不動産業界に飛び込んだ。
薬剤師時代、友人の誘いと転職による低賃金・ハードワークからの脱却を理由に、宅地建物取引士の資格取得を目指すことになった経緯がある。
2022.5月より、10月の令和4年度宅建試験合格を目指して勉強をスタート。残念ながら、初受験は1点足らずで不合格。
翌年の令和5年度の試験については4点も足りない、という惨敗っぷりだった...。
そして、3度目の令和6年度試験でついに合格!!
この経験を活かし、宅建合格に必要な勉強法や関連事項について記していこうと思います。

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