不動産転職活動 進捗 4

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前回までの転職活動 進捗

転職活動を始めてから約2ヵ月が経過した。

(転職活動スタート時の記事:不動産転職活動、始めました。)

なかなか未経験だと厳しいのか、なかなか内定をもらえない日々が続く……。

しかし、ここに来てようやく内定をもらえた!

転職活動 内定

しかも、希望通りの不動産業界だ!!

おまけに大手である。

ホントによかった……( ;∀;)

そして、今回の転職活動は色んな意味でいい経験になったし、勉強になったと思う。

今後、また転職する際の備忘録として内定をもらえるまでの経緯を残しておこうと思う。

というわけで、前回から日が空いてしまったので、順番にみていこう。

内定までの道のり

さて、ようやく内定もらえたが、実はここまで1つも内定をもらえず、2次選考にもほとんど行けなかった

転職活動 お祈り通知

内定をもらえるまでに、リクルートエージェント経由で面接を受けた企業は14社。

前回までの分を含めると合計で17社だ。

ちなみに、内定をもらった企業の面接は1番最後だった。

つまり、前半はダメだったが、後半にかけて面接官へのアピールや印象付けができるようになってきた、ということになる……と思う。

というのも、あくまで自分自身の体験談であるからだ。

また、正しい例とは言えないが、これから転職を考えている方の参考になれば幸いである。

4社目・5社目 – 面接まで –

まずは4社目・5社目の1次面接を受けたときを振り返ってみる。

まず、4社目の書類選考が通過したことを伝えられたのが、2月中旬末くらいだった。

その後、1次面接の日程が約1週間後の月末に決まった。

しばらくして、4社目の1次面接の3日前くらいに、5社目の面接も決まった

5社目の1次面接は、4社目と同じ日に決まった。

どちらもWeb面接で、4社目の面接が14:00スタート、5社目が17:30スタートとなっていた。

ちなみに、4社目は不動産売買の仲介業、5社目は人材コンサルティングの企業だ。

このときは有休消化に入っていたため、転職活動をするには非常にいい環境だった。

4社目・5社目 – 面接を受けて –

しかし、2社とも1次面接の段階で落ちてしまった……。

それはなぜか?

答えはカンタン。

面接を受けるまでに、何もかもが準備不足だったからだ。

つまり、このとき受けた面接を無駄にしてしまったのである。

十分な準備期間があったのにも関わらず、だ。

そして、その考えの浅はかさが面接で露呈してしまう。

転職活動 面接 イメージ

というのも、4社目では面接の質問の一部でド定番の「我が社を志望する理由は何か?」を問われた。

それに対する僕の志望理由が、「企業を志望する軸として弱い」とのことだった。

また、5社目は人材コンサルティングをやっているということもあり、質問に対する回答について「なぜ?なぜ?」と深堀してくる。

これも準備不足だったために、うまく答えることができなかった。

ここでようやく、自分の準備不足、特に自己分析が足りていないことを再認識することができた。

この振り返りを糧に、6社目の面接に臨むこととなる……。

6社目 – 面接まで –

さて、前回の4社・5社目の面接を振り返って、自己分析を行ってみた。

このとき、参考にした本がある。

この本は、たまたま書店に用があった際に見かけたものだ。

かなり参考になったので、転職を考えている人や転職活動が難航している人におススメしたい。

話が逸れてしまったが、この本に書いてある通りに自己分析などを行い、6社目の面接に臨んだ。

成功する転職面接 1
成功する転職面接 2

6社目 – 面接を受けて –

その結果……またしてもダメだった。

なぜか?

それは、今回の転職の軸を

  • 自分の成長につながる
  • 成果・実績が評価に反映される
  • 年収

上記の3つに設定したが、3番目の「年収」がダメだったらしい。

まず1つ目が、「わざわざ未経験の業種に移るより、同じ業界で転職した方が年収アップにつながるのでは?」と言われてしまった。

たしかに、ドラッグストアなどに転職すれば、年収アップの可能性は出てくる。

おっしゃる通りです……。

そして、2つ目が「共働きだから、お金にも困らないよね?」と言われてしまった。

というのも、2月末に私事ながら結婚した。

そして、夫婦共働き、という状況だ。

そのため、面接官からすると、

「薬剤師で安定しており、共働きだからお金には困っていないハズ。だから、わざわざ年収を上げたいという理由で、未経験の業種に転職する必要性が無い。」

ということだった。

つまり、「なぜ、その業界を選んだのか?」という理由がハッキリしていない、ということだ。

それに対し、うまく返すことができず、しどろもどろになってしまった……。

完全に詰んだ……。

と思っていたら、

「ただ、何かもっと大きな理由があって、わざわざ未経験の業種を希望していると思うんだよね。」

「もし、何か言っていないことや自分の思いがあれば、私にぶつけてください。」

と、面接官が最後のチャンスをくれた。

これはやってみるしかない……!!

6社目 – 振り返ってみて –

実は、将来的に起業したいと考えている。

年収をアップしたい!という思いはある。

しかし、ただ年収をアップさせるだけではなく、「起業に向けて足りていないスキルを獲得しつつ、今より年収をアップさせたい」ということを望んでいた。

ただ、このことを今までの面接でうまく伝えることができていなかったと思う。

ということで、最後にダメもとで、自分が起業したいと考えていること・そのために足りないスキルを獲得したいということ……などを包み隠さずに面接官に話してみた。

転職面接 自己アピール

その結果、今までよりうまく話せた!

これまでの面接では、本来の目的を話さずにそれっぽい理由で取り繕っていた。

しかし、付け焼刃の理由に対しツッコまれると、自分の場合、どうにもできずボロが出てしまう。

だから、僕の場合はストレートに言った方が良い結果を残せそうだ、と今回の面接で感じた。

結果こそダメだったが、得られたものが確実にあった。

そして、再度、自己分析をやり直し、今回の転職の軸などについて構築し直すことにした。

転職面接における注意点

余談だが、後日、別の企業を受けた際にエージェントから

「面接で、”いつか起業したい”と言うのは、あまりいい反応されない」

ということを教わった。

なぜなら、企業側としては退職する前提で未経験を採用するメリットがないからだ。

つまり、「起業したい!」と面接の場で言うことは、「退職する前提で、自分の欲しいスキルを獲得したいから教育してくれ!」と伝えてしまっているようなもの……ということだそうだ。

そんなの当たり前だろ!と思う人が多数だと思う。

しかし、このときの僕には「なぜ、その業界を選んだのか?」という理由について、「起業に向けたスキル獲得」以外思いつかなかった。

それに、ヘタな理由では僕の場合、ボロが出て見抜かれてしまう、ということもあった。

ウソ発見器

なので、7社目以降の面接において「なぜ、この業界を選んだのか?」という質問に対しては、「将来起業に向けたスキル獲得」という回答に統一した。

実際、この後も色々な企業との面接があったが、あまり反応はよくなかった。

なので、良い子はマネしないでね!!

転職軸・志望動機などの再設定

さて、6社目の面接を受けて、転職軸を考え直すことになったが、これがなかなか難しかった。

というのも、転職する際に「これだけは譲れない!!」という、自分が大事にしたい要素を3つ用意しようと思っていた。

で、そのうち2つは「成長できる」・「評価・実績がしっかり反映される」でそのまま使えると考えた。

ところが、最後の3つ目の要素がなかなか見つからないでいた。

そんなとき、面接対策で求人票などを眺めていたら、ふと思ったことがあった。

(そういえば、年間休日の多い企業や完全週休二日制、土日・祝日休みの企業ばっか応募しているな……。)

その理由として、奥さんから「できるだけ休みを合わせてほしい」という要望があったからだ。

ちなみに、奥さんも働いており、現在は土日・祝日休みだ。

なので、それに合う企業を自然と選んでいたのだろう。

そして、ようやく転職軸3つ目の要素が、「仕事とプライベートの両立=ワークライフバランスを取りやすい」ということに決まった。

「未経験業界への志望理由」については、「将来起業に向けたスキルアップ」ということにした。

これならば、転職軸の1つ目の要素である、「成長できる」に繋げられるからだ。

この新しい転職軸と志望動機で、次回からの面接に臨むことにした。

※このとき、「起業したい」はNG!ということは、まだエージェントからアドバイスを受けていない。

転職面接時の注意点についてはコチラから。

7社目~15社目の面接

そんな感じで、転職軸を

  • 成長できる
  • 評価・実績がしっかり反映される
  • ワークライフバランスが取りやすい

の3つに新しく設定し、未経験業界への志望動機を「将来起業に向けたスキルアップ」にして、面接をこなすことにした。

※「起業したい!」はNGだよ!詳細はコチラで解説しています。

そして、ここからがハードだった……。

3月の2週目から転職活動が本格的に始まったのだが、毎日のように面接が入っていた。

しかも、1日あたり2~3社の面接を受けていた。

ただ、ほとんどの面接がWeb面接だったので、それだけはホントに助かった。

それでも、1日3社受けたときは全部Web面接だったが、すごく疲れてしまった……。

しかし、短期間にこれだけの量の面接をこなしたことが、逆によかったのではないかと思っている。

なぜかというと、短期間に詰め込んでやったおかげで、面接に慣れることができたからだ。

というのも、6社目までは「企業側からの今回、不採用になった理由について」がなかった。

つまり、面接において評価できるいいポイントが無かった、ということだ。

しかし、7社目以降からは「企業が評価してくれたポイント+不採用になった理由について」が送られてくるようになったのだ!

さらに、不動産業界ではないが、2次選考に進むことができる企業も出てきた。

そのおかげで、自分は成長している!と自信を持つことができ、いい循環を生み出せたと思う。

16社目 面接~内定

そして、運命の16社目。

そこの面接は不動産営業らしい、実地での対面形式だった。

しかも、面接はその1回の一発勝負。

いつも通り、今回の転職活動を始めた動機・転職軸を面接官に伝える。

少し、面接官の反応が微妙だった気がする。

(「起業したい!」がやっぱりマズかったかな……?)

と思ったが、自分の思いなどを十分伝えることができ、やり切った感じはあった。

そして、面接を終えた後に、エージェントから他社の選考落選通知と面接時の注意点についてメールが送られてきた。

「起業したい!」はNG、というのは何となく分かっていたが、この時点ではこの理由よりいいものが思いつかなかったので仕方がない。

あとは天命を待つのみ……。

そして、その日の夜……。

ついに、内定が出たとの通知がエージェントから届いた!

それも、その日受けたところからだ!!

しかも、待望の不動産業界である!

ようやくもらえた初の内定。

それまでは散々だったが、終わりよければすべてよし!

1月から転職活動を始めて約2ヵ月……。

やっと終わったよ……。

転職活動を終えて

今回の転職活動は、自分にとってすごくいい経験になった。

というのも、いろいろな企業の面接を受けて、自分に足りていないものが数多く発見できたからだ。

それは分析力だったり、提案力だったり……。

自己分析だって、そのうちの1つだ。

また、転職活動時の企業研究・分析やその調べ方なども勉強になった。

転職活動 企業分析

事前調査・準備はホントに大事だ、ということがよ~く分かった。

テキトーに就職活動をしていた、過去の自分に教えてあげたい……。

何はともあれ、希望の業界に行けたし、おまけに条件なども問題なし!

あとは、ここでしっかり働いて稼ぎつつ、宅建を取ってキャリアアップを目指すのだ!

「0から始める宅建」のプロフィール
minamo2011

調剤薬局の薬剤師として約4年勤務後、2024年の4月より、不動産業界に飛び込んだ。
薬剤師時代、友人の誘いと転職による低賃金・ハードワークからの脱却を理由に、宅地建物取引士の資格取得を目指すことになった経緯がある。
2022.5月より、10月の令和4年度宅建試験合格を目指して勉強をスタート。残念ながら、その年の試験は1点足らずで不合格。
また、令和5年度の試験については4点も足りない、という惨敗っぷりだった...。
現在は、令和6年度の試験での合格を目指し、勉強をしている最中だ。

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